みーむの日記

日常を発信したい。

心の栄養を考える

なんとなく、心が元気になった気がする。

心を休めることができた。

こんな風に感じることは今まで何度もあったんだけど、心の栄養って何なのか、きちんと考えたことがなかったので、つらつら書いてみる。

 

最近うまくいかないこととか失敗とか、どうしようもないつらい出来事が重なって、気分が落ち込んでいた。それが体にも表れていて、胃痛や頭痛が出るくらいだった。

今日は突然予定が空いたので、一人で映画を見に行った。アクション映画で、話が面白いというよりかは、一種のアトラクションのように楽しい一本だった。たった2時間で、嘘みたいに心が軽くなった。「ああ、心に栄養がいった気がする」心が満たされた感じがした。

そのあとのショッピングも楽しかった。この本が面白そうだ、皮のバンドの時計をつけてみたい、どの鉛筆が持ちやすそうかな。家にはない新しいものを見るのが、うれしかった。

 

帰りの車で運転しながら、今日は良い一日だったと、心が元気になったと思った。

ああそうか、感情を動かされると心が元気になるんだな。

何かに夢中になると、そこから栄養をもらえるんだな。

もちろんその感情や媒体がプラスのベクトルを持っていることが前提なのだが。

 

ずっとデスクワークをしていると体が硬くなるように、精神的に疲れているときも心が凝り固まっているのだ。何か嫌なことやつらいことに捕らわれて、そればかり考えて、火を通しすぎた肉みたいに、心がみちっと固まっている。

今回それを無理やりほぐしてくれたのが、一本の映画なのだ。映画の世界に入り込むと、登場人物が自分と一緒に私の感情も動かしてくれる。マッサージを受けると体が軽くなるように、映画を見終わったときの私の心も軽かった。

 

何かに夢中になって感情を動かすことは、心の体操だと思う。

それしか見えなくなるくらい没入できるものを持っていることは、心のマッサージ器を使いこなせることと同義かもしれない。